プロジェクトの紹介


《政策研究》
 学術的な研究成果を実際現場に応用・政策立案評価するために,介護予防政策サポートサイトを開設しました。地域ごとの要介護リスクや高齢者のニーズ,介護予防に資するリソースを「見える化」にすることで,地域の現状や課題を把握し,有効な介入施策を立案・実施・モニタリング・評価することを支援するためのサイトです。
  • 介護予防政策 サポートサイト
  • 国際的視点によるJAGES HEARTの役割
  • 日本における介護予防政策支援の役割 等


《分析疫学》
 JAGESプロジェクトでは,「横断研究」「縦断研究(コホート研究・パネル研究)」「自然実験」の研究をしています。
  • 横断研究:一時点のデータを用いて、関連を検索する研究です。
  • 縦断研究:対象者を追跡して分析することで、時間的な前後関係から因果関係に迫る研究です。
  • 自然実験:2011年3月11日に東日本大震災で被災した岩沼市の高齢者を対象にした被災前後のデータを用いた研究(岩沼プロジェクト)です。東日本大震災により、大きな被害が生じた宮城県岩沼市を対象として、震災前後の高齢者の健康や社会生活の変化を捉えるとともに、震災前のソーシャル・キャピタルが健康を保護する効果を検証することに取り組んでいます。


《介入研究》
 JAGESプロジェクトでは、介入研究を実施しています。行政や事業者などの支援を受けつつ、住民ボランティアが主体となり運営される地域サロン等の“集いの場”を地域に増やすことで、それに参加した高齢者個人や、それが普及した地域の要介護認定率がどの程度抑制されるのかを明らかにすることが目的です。
  • 武豊プロジェクト:愛知県武豊町において一次介護予防を意図し、一般高齢者を対象としてポピュレーション戦略に立って「ソーシャル・キャピタル」に着目する地域介入研究に取り組んでいます。
  • 神戸プロジェクト:今しばらくお待ち下さいますようお願いいたします。
  • 松戸プロジェクト:地域活動への参加で健康寿命を延ばす全国に先駆けた科学的研究プロジェクトです。


《事例研究》
 JAGESプロジェクトでは,大規模縦断研究:JAGESのデータ、厚労省「見える化」事業やJAGES HEARTによる地域診断データを活用して、データに基づく地域づくり型の介護予防(高齢者の健康増進と健康格差対策)を進めるための実践的エビデンスを提供することを研究目的にしています。
  • 地域診断から介護予防施策の計画立案・実施・評価までのプロセスをパッケージ化
  • 地域の多様性を踏まえた、ユニークな発想の介入手法を提案
  • 介入研究(疑似的な)により、多部署・官民連携による介護予防施策の効果を科学的に評価
  • 厚生労働科学研究委託費(長寿科学研究開発事業)2014.4~2015.3
  • AMED委託長寿科学研究開発事業2015.4~2017.3
    研究代表者:近藤尚己(研究機関:東京大学)2014.4~2017.3
    研究課題名:データに基づき地域づくりによる介護予防対策を推進するための研究


《国際化研究》
 JAGESプロジェクトの手法や業績、系統的なデータ収集方法、研究を目的としたデータ使用方法、そして日本におけるUHC及び健康寿命延伸のためにどのようにJAGES HEART (Health Equity Assessment and Response Tool)を開発し、国および地域レベルのプログラムや政策に活かしているかについて文書化し分析を行うことに取り組んでいます。
 WHO神戸センターウェブサイトに本研究が掲載されました。