【「岩沼プロジェクト」シンポジウム 】 防災と災害からの復興とソーシャル・キャピタル:東日本大震災の経験を生かす
南海トラフ地震が予測されている中、防災を考える上で東日本大震災からの教訓を生かすことが求められています。宮城県岩沼市では、震災前から日本老年学的評価研究(JAGES・岩沼プロジェクト)が実施され、どのような要因が震災の健康面での被害を抑え、回復を促進するのかが調べられてきました。この研究は国際的にも注目され、アメリカの国立保健研究所(NIH)の研究費が継続的に獲得されており、この度2度目の研究助成を獲得したことから本シンポジウムを実施することとなりました。 本シンポジウムでは、ハーバード大学のKawachi教授がこれまでの岩沼プロジェクトの成果や今後の展望を報告します。また、岩沼市は被災地域で復興のトップランナーとして知られており、現在では被災者の区別なく活発な地域活動が行われています。この岩沼市の菊地市長より市の現状をご報告いただきます。これらから東日本大震災の経験を将来の防災に生かす知見を共有したいと考えています。 《シンポジウムのご案内》 日時:2019年2月11日(月曜日・建国記念の日)、14時~17時
会場:東京大学 鉄門記念講堂 (http://www.pp.u-tokyo.ac.jp/INPEX/pdf/rinpatsu_map.pdf)
《懇親会のご案内》 シンポジウム終了後に懇親会を予定しております。 会場等詳細につきましては現在調整中の為、決定次第お知らせいたします。 皆さまにはぜひご参加頂けますよう、ご調整、ご準備頂き 上記「申込先(懇親会含)」URLよりご登録頂けましたら幸いです。
《プログラム》 (時間と内容は変更の可能性があります)
時間 | 登壇者 | タイトル | 14:00-14:05 | 千葉大学予防医学センター・教授 近藤 克則 | 開会挨拶 | 14:05-15:05 | ハーバード大学公衆衛生大学院・教授 Ichiro Kawachi 様 | 講演 「災害とソーシャル・キャピタル、Iwanuma projectの今後について」 | 15:05-15:15 | 休憩 | 15:15-15:45 | 岩沼市・市長 菊地 啓夫 様 | 講演
「岩沼市の現在について」
| 15:45-16:00 | 東北大学大学院歯学研究科・准教授 相田 潤 | 報告 「Iwanuma projectのこれまでの成果の概略」 | 16:00-16:15 | 名古屋大学未来社会創造機構 島崎 敢 様 | 報告 「防災に向けたJAGES調査について」 | 16:15-16:25 | 休憩 | 16:25-16:55 | 討論
| 16:55-17:00 | 東北大学災害科学国際研究所・教授 小坂 健 様 | 閉会挨拶 |
主催:国立大学法人 千葉大学 共催:JAGES機構
《お問い合わせ先》 〒277-0882 住所:千葉県柏市柏の葉6丁目2-1 千葉大学予防医学センター社会予防医学部門(柏の葉キャンパス)
<シンポジウム運営事務局> 担当:前田梨沙 TEL:04-7137-8207 メールアドレス:r.maeda@jages.net
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