JAGES岩沼プロジェクト最終報告,災害とレジリエンス:災害科学のこれから
開催日時: 2024/1/20(土) 14:00-17:30 (13:30開場) 開催形式:オンラインとオンサイトのハイブリッド形式 参加費:無料 会場:東京医科歯科大学 歯学部特別講堂 (東京都文京区湯島1-5-45 D棟4階) 宮城県岩沼市で2010年から高齢者の健康やソーシャル・キャピタルの調査を行ってきた岩沼プロジェクト。東日本大震災の発生前からのデータがある希少さから国内のみならずアメリカ国立衛生研究所(NIH)の支援を受けて実施されてきた。NIH助成金の最終年度を迎えるにあたり、プロジェクトが注目したのが災害とレジリエンス(困難をしなやかに乗り越え回復する力)。本シンポジウムにて、WHO健康開発総合研究センター、防災科学技術研究所、ハーバード大学で活躍する第一線の研究者の他、今後有望な若手研究者が参集し、多角的に災害と健康、レジリエンスそして災害科学の未来について話し合う。
第1部:最近の災害科学の展開 「防災の保健医療分野における研究の世界的潮流とWHOの取り組み」 茅野 龍馬 (WHO健康開発総合研究センター) 「災害レジリエンスに関する研究潮流」 永松 伸吾(防災科学技術研究所) 「Social capital and disaster resilience」 Kawachi Ichiro (ハーバード大学)
第2部:岩沼研究からの示唆 「健康の社会的決定要因と東日本大震災」 相田 潤(東京医科歯科大学・東北大学) 「ソーシャル・キャピタルと心的外傷後成長」 引地博之(北里大学) 「震災のメンタルヘルス・健康格差への長期的影響」 木野志保(東京医科歯科大学) 「ライフコースの視点からみる震災レジリエンスー幼少期の影響ー」 奥園桜子(ハーバード大学) 「震災被害のジェンダー差についてーPTSSや食事内容への影響ー」 矢澤亜季(国立国際医療研究センター) 「震災関連トラウマと健康格差」(動画) 芝孝一郎(ボストン大学)
第3部:パネルディスカッション 未来のための災害と健康 座長 近藤克則(千葉大学・国立長寿医療センター)
▼現地参加申込▼ ▼オンライン参加申込▼ https://forms.gle/RpaXKNuoe1M6zxxr8 https://forms.gle/hE1zHHdjANu2eejM9
▼告知ポスター▼ 岩沼シンポジウム 2024 ポスター.pdf
ぜひ、ご参加ください!!
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