日本老年学的評価研究
Japan Gerontological Evaluation Study
 
 
~ 暮らしているだけで、健康で活動的になるコミュニティ~
 

Well Active Community(WACo)(JST-OPERA: JPMJOP1831)

「ゼロ次予防戦略によるWell Active Communityのデザイン・評価技術の創出と社会実装」(2018-2023)

 本プロジェクトでは、ゼロ次予防戦略に基づき、暮らしているだけで、健康で活動的になるコミュニティ「WACo: Well Active Community」の社会実装を産学共同のコンソーシアムでめざします。

 JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)が2016年度から開始した「産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム」に、2018年度に採択され(https://www.jst.go.jp/opera/)、2020年度から本格フェーズに移行しました。

 ゼロ次予防とは、運動や健康食の摂取など本人が意識的努力をせずとも、暮らしているだけで健康で活動的になる住空間・コミュニティーを指すものであり、建造環境を含む社会的環境の重要性に着目したWHO(世界保健機関)によって提唱された新たな概念です。

「設計ツール」「健康プログラム」「評価ツール」からなる3つのキーテクノロジーを開発し、それらを相互に関連づけ、新たなビジネスを提案するとともに、まちづくり支援や教育・人材育成を主導するプラットフォームを構築します。

これらの活動を総合し、予防医学に基づく、健康で活動的なコミュニティを創出することを目的としています。

国立研究開発法人 科学技術振興機構(略称JST)OPERAページhttps://www.jst.go.jp/opera/


研究成果展開事業 産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム OPERA
 

基盤研究A「0次予防に向けた建造環境から健康に至るメカニズムの解明」(20H00557)

「0次予防に向けた建造環境から健康に至るメカニズムの解明」(2020-2023)
 予防医学センター の近藤克則教授(社会予防医学部門)と花里真道准教授(健康都市・空間デザイン学部門)らの研究計画が科学研究費補助金基盤研究Aに採択されました。
 本研究では「暮らしているだけで健康になる」環境重視の「ゼロ次予防」に向けて,まちの歩きやすさや人が集う場所の配置など人工の建造環境とwell-being(WB)との関連とメカニズムの理論的実証的な解明を目的としています。
 上段にある産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)「ゼロ次予防戦略によるWell Active Communityのデザイン・評価技術の創出と社会実装」の基礎研究として位置づけられます。  
 

研究発表業績

< 論文・英文 >
 
< 論文・和文 >
  • 安福祐一, 長嶺由衣子, 近藤克則: 先進予防型まちづくり −JAGES「睦沢町プロジェクト」−. 公衆衛生情報 50(11), 22-23, 2021.【PDF.pdf
  • 阿部紀之, 井手一茂, 渡邉良太, 辻大士, 斉藤雅茂, 近藤克則: 社会的フレイルの指標に関する文献レビューと内容的妥当性の検証.日老医誌 58(1):24-35, 2021. 【PDF.pdf
  • 井手一茂, 近藤克則: ウィズコロナ時代における地域間健康格差. 老年内科 3(1):66-73, 2021.
  • 藤原聡子, 辻大士, 近藤克則: ウォーキングによる健康ポイント事業が高齢者の歩行時間,運動機能,うつに及ぼす効果:傾向スコアを用いた逆確率重み付け法による検証.日本公衆衛生雑誌. 67(10) :734-744&67(11):828.2020. 【PDF.pdf
  • LINGLING, 辻大士, 長嶺由衣子, 宮國康弘, 近藤克則: 高齢者の趣味の種類および数と認知症発症:JAGES 6年縦断研究.日本公衆衛生雑誌. 67(11):800-810.2020. 【PDF.pdf
  • 高杉友, 近藤克則:日本の高齢者における生物・心理・社会的な認知症関連リスク要因に関するシステマティックレビュー. 老年社会科学42(3):173-187,2020.
  • 細川陸也,近藤克則,岡田栄作,山口知香枝,尾島俊之: 健康寿命および平均寿命に関連する高齢者の生活要因の特徴.厚生の指標67(7),2020.
  • 飯塚玄明, 岡部大地, 近藤克則: まちづくり 〜フレイル予防のエビデンスから実戦まで〜. Gノート 羊土社. 7(6):128-37. 2020.
  • 渡邉良太, 井手一茂, 近藤克則: ソーシャルキャピタルと介護予防・生活支援:2040年に向けて.老年内科1(3),351-358,2020.
  • 近藤克則:「ゼロ次予防」のための設計科学-暮らしている人が健康になる社会づくりに向けて-. 横幹 14(1),16-23,2020.  【PDF.pdf
  • 木村美也子, 尾島俊之, 近藤克則: 新型コロナウイルス感染症流行下での高齢者の生活への示唆:JAGES研究の知見から.日本健康開発雑誌 41:3-13, 2020.【PDF.pdf
 
< プレスリリース >
  • Press Release No.273-21-11 (2021年4月発行)
    女性高齢者のうつリスクに関わる新たな環境要因が明らかに -小学校から離れた距離に住む高齢女性者は1.07倍うつが多い- (西田恵)【273-21-11_.pdf
  • Press Release No.272-21-10 (2021年4月発行)
    緑地が多い地域に暮らす高齢者はうつが10%少ない (西垣美穂)【272-21-10_.pdf
  • Press Release No.271-21-9 (2021年4月発行)
    社会的孤立は抑うつ発生のリスク 日本では子どもとの交流が乏しいと1.09倍、社会参加がないと1.28倍 ~日本と英国の高齢者の大規模データから検証~ (野口泰司)【271-21-9_.pdf
  • Press Release No.264-21-2 (2021年4月発行)
    なぜ歯を失うと抑うつになりやすいのか? メカニズムを解明 ▶うまく話せない・笑えない・咀嚼できないから 抑うつになりやすい (草間太郎) 【264-21-2_.pdf
  • Press Release No.263-21-1 (2021年4月発行)
    口腔機能低下、歯の喪失がみられた高齢者で 主観的認知機能低下のリスクが約3%~9%高い ―6年間の縦断調査よりー (木内桜) 【263-21-1_.pdf
  • Press Release No.262-20-53 (2021年3月発行)
    週1回以上笑う高齢者は歯が残っている傾向 ~歯が0本のリスク約20%減~ (広崎真弓) 【262-20-53_.pdf
  • Press Release No.261-20-52 (2021年3月発行)
    スポーツグループが盛んな地域では非参加者でも健康意識や行動が良好 ~運動・スポーツへの“無関心”が少なく,閉じこもりの可能性が6%低い~ (辻大士) 【261-20-52_.pdf
  • Press Release No.260-20-51 (2021年3月発行)
    歩道の多いウォーカブルな地域では認知症リスク半減 (谷友香子) 【260-20-51_.pdf
  • Press Release No.259-20-50 (2021年3月発行)
    地域とのつながりがある人は最期を自宅で迎えることを希望する病気で寝込んだときに看病してくれる人がいると1.7倍 (石川孝子) 【259-20-50_.pdf
  • Press Release No.256-20-47 (2021年2月発行)
    新型コロナ対策への示唆オンラインでの交流をしている人はうつ発症リスクが3割少ない(オッズ比)(中込敦士) 【256-20-47.pdf
  • Press Release No.252-20-43 (2021年1月発行)
    虐待を受けた高齢者は3年後のうつ2.3倍 うつの高齢者は3年後の虐待経験が2.2倍 ▶高齢者のうつは虐待の原因で、結果でもある (古賀千絵) 【252-20-43.pdf
  • Press Release No.249-20-40 (2020年12月発行)
    社会的フレイルをどう評価する?~26編の英語論文から導き出された5分類・11要素~ (阿部紀之) 【249-20-40.pdf
  • Press Release No.247-20-38 (2020年12月発行)
    目、耳、歯の健康維持は人との交流減少をそれぞれ8.3%、5.0%、6.4%防ぐ (相田潤, 五十嵐彩夏) 【247-20-38.pdf
  • Press Release No.244-20-35(2020年11月発行)
    震災被害で関節炎発症のリスク最大で16%増加 ~整形外科へのアクセスが関節炎の発症を抑制する可能性~(池田登顕)【244-20-35.pdf
  • Press Release No.242-20-33(2020年11月発行)
    高齢者の社会的孤立、英国より日本で悪化 ~2010年から6年間で親戚付き合いが10~15%減少~(辻大士)【242-20-33.pdf
  • Press Release No.241-20-32(2020年11月発行)
    高齢者の文化的活動で認知症リスク20-29%減 ~読書、手工芸、絵画制作で効果が期待~(杉田明穂)【241-20-32.pdf
  • Press Release No.240-20-31 (2020年10月発行)
    子どもの頃に逆境体験があった高齢者は、野菜・果物不足になりやすい可能性~女性では逆境体験が2つ以上あると64%増~(柳奈津代)【240-20-31.pdf
  • Press Release No.239-20-30 (2020年10月発行)
    これまでの研究に基づく認知症リスクを高める要因は?~34編の日本語・英語論文を検証~(高杉友)【239-20-30.pdf
  • Press Release No.235-20-26 (2020年9月発行)
    認知症予防に効果的な趣味は?~グランド・ゴルフと旅行で約20~25%リスク減~ (LING LING)【235-20-26.pdf
  • Press Release No.233-20-24 (2020年9月発行)
    後期高齢者が最期を迎えたい場所を話し合う要因は?▶男性は地域のお世話役をすると1.32倍、妻との会話に笑いがあると1.6倍▶女性は新聞を読む習慣があると1.43倍 話し合いをしている (森木友紀) 【233-20-24.pdf
  • Press Release No. 232-20-23 (2020年9月発行)
    70 歳以上で自己負担額軽減後に歯科受診が増える治療目的で 1.36 倍、予防目的で 1.49 倍(オッズ比)(Upul Cooray) 【232-20-23.pdf
  • Press Release No. Manuscript No.0107  (2020年9月発行)
    化学物質濃度が高い空間に入ると「約6.89倍」アレルギー等の既往歴があると「約5.73倍」シックハウス症状(粘膜の刺激や頭痛等)を経験する可能性 (鈴木規道) 【Manuscript No.0107.pdf
  • Press Release No. 230-20-21 (2020年9月発行)
    高齢者の自記式の身長・体重データによる体格指標(BMI)の妥当性は高いただし後期高齢者で過大・過小報告の可能性1.3~1.8倍.pdf  (矢澤亜季)   【230-20-21.pdf
  • Press Release No. 228-20-19 (2020年9月発行)
    緑茶を1日4杯以上飲んでいる人で約1.6本の歯が多かった~特に1か月に会う友人の数が少ない人に効果大~.pdf  (星真奈実) 【228-20-19.pdf
  • Press Release No. 227-20-18 (2020年7月発行)
    調理技術が低いと調理しないリスク3倍、やせリスク1.4倍~食事を作ってくれる人がいない男性では調理しないリスク8倍、やせリスク3倍~.pdf (谷友香子) 【227-20-18.pdf
  • Press Release No. 226-20-17 (2020年7月発行)
    笑わない人は要介護リスクが1.4倍高い~笑う門には健康来る~.pdf  (竹内研時) 【226-20-17.pdf
  • Press Release No. 214-20-5 (2020年4月発行)
    子どもの時の貧困は、高齢期のスポーツ参加にも関連する~子どもの時に貧しかったと感じている男性で18%、女性で12%少ない~.pdf   (山北満哉) 【214-20-5.pdf
  • Press Release No. 212-20-3 (2020年4月発行)
    就労,スポーツ・趣味グループへの参加は都市でも農村でも要介護リスクを10-24%抑制.pdf  (井手一茂) 【212-20-3.pdf
  • Press Release No. 210-20-1 (2020年4月発行)
    新型コロナウイルス感染症流行下での高齢者の生活への示唆:JAGES研究レビュー.pdf   (木村美也子) 【210-20-1(2020.4.8更新).pdf】 【210-20-1(2020.4.8更新)の補足資料_217-20-8.pdf
  • Press Release No. 208-19-42 (2020年2月発行)
    公共交通機関を利用している人の方が歯科医院の通院をしやすく、受診の格差も少ない ~交通の便の改善が歯科受診を促す可能性~.pdf  (相田潤) 【208-19-42.pdf
  • Press Release No. 204-19-38 (2020年2月発行)
    ウォーカブルな歩きたくなるまちで ひざ痛は15%少ない.pdf   (岡部大地) 【204-19-38.pdf
  • Press Release No. 196-19-30 (2019年12月発行)
    近隣に食料品店がないと要介護になるリスクが1.2倍高い.pdf  (百崎良) 【196-19-30(2020.5.28更新).pdf
  • Press Release No. 192-19-26 (2019年11月発行)
    地域の人を信頼している高齢者は、家族からの虐待を受けるリスクが23%減.pdf (古賀千絵) 【192-19-26(2020.5.28更新).pdf

 
< 学会・シンポジウム等での発表 >
  • 第79回日本公衆衛生学会総会2020
    日時:2020年10月21日 第8会場 シンポジウム B8-2
    社会的協働による健康都市・空間デザインの可能性
    座長:近藤 克則(千葉大学予防医学センター、国立研究開発法人国立長寿医療研究センター老年学・社 会科学研究センター)
    座長:岡野 郊子(パシフィックコンサルタンツ株式会社)
    演者:花里 真道(千葉大学予防医学センター)産官学研究による健康都市・空間デザインのキーテクノロジー開発と社会実装
    演者:岡野 郊子(パシフィックコンサルタンツ株式会社サービスプロバイダー事業部)産官学研究への期待・企業の課題とアカデミアへの期待
    演者:蒋 赫(国立研究開発法人科学技術振興機構イノベーション拠点推進部 OPERA グループ)産学共創の研究開発と社会実装・ファウンダーの視点
  • NEC C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2019 Digital Inclusion 
    ~デジタルのチカラで、ひとりひとりが輝く社会へ~
    お客さま事例 4-F
    近藤克則:JAGESの研究知見とAI活用による地域マネジメントの取組~健康長寿社会へのAI適用の期待~
    ヘルスケア領域におけるビッグデータとAIの活用が期待されています。「NEC the WISE」の異種混合学習技術とJAGESデータを用いて開発したアルゴリズムと、JAGESの取組みについて
    日時:2019年11月8日(金)12:15~13:00
    会場:東京国際フォーラム G510
    主催:NUA、NEC
    https://uf-iexpo.nec/pick_up?seminar=48
 
< その他 >
  • OPERA × WACO Well Active Community 共創コンソーシアム Kick Off Symposium 
    PDF.pdf
    日時:2018.12.4(火)14:00~17:00
    会場:AP新橋 4F DEルーム
    テーマ:ゼロ次予防戦略によるWell Active Communityの デザイン・評価技術の創出と社会実装
    研究課題説明
    キーテクノロジー3[地域環境・空間デザイン評価シミュレータの開発]
    研究課題5[異種混合学習解析による高齢者の健康と地域環境の分析ツールの開発] 近藤克則教授

 
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